注連縄販売中!!!

国産青藁製注連縄を店舗及びオンラインショップにて販売中です。

 

国産青藁製の丁寧に作られた注連縄は毎年とても人気です。

在庫がなくなり次第、売り切れとなってしまいますので、お近くの方は是非お早めに御来店下さい。

御来店が難しいお客様には、オンラインショップで販売中です。

唐箕屋本店 オンラインショップ【注連縄】

(オンラインショップでご購入して頂く場合、送料が掛かりますので予めご了承ください)

 

この注連縄の材料は、今年の6月頃に植えた苗が育ち穂を出し始めた8月頃に青田刈りした国産の青藁を使用しています。青田刈りした藁を色が変わらないように丁寧に乾燥させ、熟練した職人が青々とした状態のものだけを選別しています。実はあまり知られていませんが、この乾燥~選別までの作業がかなり大変です。
田んぼに水があるぬかるんだ状態で藁を刈りとるだけでも一苦労ですが、更に水分を多く含んでいる藁は重たくなり、まとめた藁を運ぶだけでもかなりの重労働になります。次に刈り取った藁を乾燥させるのですが、乾燥機に入れて短時間で強制的に乾燥させる場合とビニールハウス内で自然乾燥させる場合があります。乾燥機に入れる場合は燃料代が結構な金額として必要になり、ビニールハウスの場合は色が変わらないように順番に藁の位置を変えたり重ねたりしながら乾かさなければならないので、とても手間のかかる作業をしなければいけません。そして十分に乾燥した藁の中から、青々とした状態のいい藁だけを選別し注連縄を作ります。
注連縄は、藁に撚りをかけながら左綯いで編んでいきます。通常のロープなどは右綯いで編むのが普通ですが、注連縄だけは左綯いで編みます。この左綯いで編んでいく作業も綺麗にしっかりと編んでいくには熟練された技術が必要になります。また神社や神棚に飾る注連縄は、一般的に片側が太くて端に向かって段々と細くなる牛蒡締め(ごぼうしめ)と中心部分が一番太くて両端に向かって細くなる鼓胴締め(こどうしめ)があります。更に編み方は、二本の藁ではなく三本の藁を編みこんで三本綯いでつくられています。
このように注連縄をつくることは、意外にとても手間がかかり技術もいる作業です。近年、このような注連縄をつくる職人が減少しています。理由としては、職人の高齢化と注連縄の価格の安さにあると思います。我々は、一人でも多くの人に本来の作り方や意味を知って頂き、日本の稲作文化と深く結びついたこの伝統的な風習を伝え続けたいと願っております。

 

 

≪注連縄を飾る時期≫

注連縄は「正月事始め」と呼ばれる12月13日以降であれば、いつから飾っても大丈夫です。12月28日までに飾るのが良いといわれ、遅くとも30日までには飾っておくのがよいでしょう。29日は「二重苦(にじゅうく)」となり縁起が悪いとされ、31日は「一夜飾り」となり神様をお迎えするには失礼になるといわれています。
また飾っておく期間ですが、神棚や神社に飾る注連縄は、神聖な場所と不浄を区別する境界として空間を清め、魔除けの意味もありますので、一年中飾っておいて問題ございません。正月飾り(しめ飾り)は1月6日までとし、7日に取り外す風習が一般的です。取り外した注連縄や正月飾りは、地域や神社などで行われる左義長(どんど焼き)で焼納します。左義長に行けなかった場合は、お塩で清めてから紙などに包み、自治体の分別に従ってゴミとして処分して頂ければ大丈夫です。

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