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唐箕屋本店

唐箕屋本店謹製 マイひしゃく 手水日和

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マイひしゃく「手水日和」で新しい参拝スタイルを実現
伝統の手水文化を守る

現在我々はコロナ禍を経験し、普段の生活に多くの変化が生まれ、人々の暮らしの中でアフターコロナの時代における新しい日常が定着しつつあります。例えば、人込みでマスクを着用することが当たり前となり、手指の消毒やうがい手洗いに関しても、コロナ禍以前に比べると、確実に意識が高まっているといえるでしょう。このような新しい日常は、今後の生活において引き続き行われ、新しい文化として残っていくことが考えられます。

コロナをきっかけにして生まれた「マイひしゃく」という新しい参拝スタイルですが、江⼾時代には、お伊勢参りをする旅人が柄杓を携える文化があったそうです。日本伝統の手水の文化を守るため、全国の神社仏閣で各々がお気に入りのマイひしゃくで身を清める人の姿が多く見られるようになり、「マイひしゃく」が新しい文化として残っていくことを私たちは願っています。

※マイ柄杓「HISHAKUん」から名前が変更になりました。

手水舎

手水の様子

狛犬

製品の特徴

マイひしゃく「手水日和」の特徴をご紹介します。

01
ヒノキ
材

素材はヒノキの銘木 岐阜県産
「東濃桧」
の削り出し加工

全国屈指のヒノキの生産地である岐阜県東濃地方を中心に産出されるヒノキの銘木「東濃桧(とうのうひのき)」を使用しています。従来型の柄杓では、水を汲み上げる丸い部分は一般的に曲げわっぱという特殊な技術で製作されていますが、この柄杓は1本の木を旋盤で削り出して円形の器を造る技術 「挽物(ひきもの)」で製作しています。
素材も技も宮師こだわりのクオリティで仕上げております。

02

⻑く大切に愛用していただくための表面仕上げ

柄杓にもいろいろ種類がございますが、一般的な神社用の柄杓は直径が約10cm前後で全⻑が40〜50cmと⻑く、持ち運びには不向きです。
マイひしゃく「手水日和」は、柄杓としての使用感や雰囲気を残しつつ、よりコンパクトなサイズで設計し、利便性とデザイン性を兼ね備えた高級感のあるひしゃくに仕上げました。
寸法は下記の2種類のご提案となっております。

03

持ち運びしやすいコンパクトサイズ

木製の食器などに使用されている安心安全な含浸系ポリマー塗装仕上げです。
表面仕上げをすることにより、桧無垢材の弱点でもあるひび割れや日焼けを防ぎ、防水、防カビ、防臭、強度アップの効果が期待できます。
表面仕上げに使用したポリマー塗料については、財団法人岐阜県公衆衛生検査センターでの試験により安全性が実証されています。
長く大切に愛用していただくために素材・品質にこだわった「日本製」です。

・第一弾モデル「手水日和」 全⻑約21cm×直径約7.6cm 重量:約50g
・第二弾モデル「手水日和mini」 全⻑約20cm×直径約6.7cm 重量:約45g

04

イチイの木珠付き根付ストラップ

第一弾モデル「手水日和」では、柄杓の持ち手にこだわりの根付ストラップを取り付けました。根付部分の直径Φ2.5cmの木珠は、岐阜県の県木にもなっているイチイの木を使用。紐は、水にぬれても色落ちしにくい素材でカラーバリエーションは全8色となります。

紐色:⿊・橙・金茶・濃紅・茶鼠・錆浅葱・撫子・鶯

05

高級感漂う持ち手キャップ金具

第二弾モデル「手水日和mini」では、シンプルでよりコンパクトに仕上げました。持ち手の先端に取り付けたキャップ金具は、本金鍍金とニッケル鍍金の2種類による仕上げを施し、強度を保ち高級感のある仕様と致しました。

・ゴールド(真鍮製本金鍍金仕上げ)
・シルバー(真鍮製ニッケル鍍金仕上げ)

06

撥水性・透湿性・通気性に優れた
VENTILE®(ベンタイル)生地

柄杓を持ち運ぶための袋の生地に使用した大和紡績(株)の『ベンタイル』は、綿素材で超高密度に織り上げ、しっかりとした風合いを保ち、撥水性・透湿性・通気性に優れた素材です。

※高密度に織り上げているため耐水性には優れていますが、素材の特性上、完全に水の侵入を防ぐものではありません。予めご了承ください。

07

マイひしゃく専用の便利な収納袋

マイひしゃくを⻑く愛用していただくために、生地にもこだわった手軽で丈夫な巾着袋と持ち運びに便利なナスカン付きポーチの2種類をご用意致しました。
【 カラーバリエーション 】
・巾着袋(ベージュ・ネイビー・カーキ・キャメル)
・ポーチ(ネイビー・カーキ・キャメル)

※ポーチは、ひしゃくの持ち手が袋から少し飛び出る形となります。

08

マイひしゃく「手水日和」の専用スタンド

マイひしゃくの使用後に、ご自宅等で洗い終わった後の乾かす台として使用していただけます。
また、普段マイひしゃく「手水日和」を飾っておくことも出来ます。
第一弾モデル「手水日和」、第二弾モデル「手水日和mini」のどちらにも対応しております。

クラウドファンディング目標達成
手水日和 使用イメージ

手水の作法

参拝する際はまず、「手水舎」(てみずや)で手と口をすすぎます。
昔から清らかな水は穢(けがれ)を流すとされ、手水は禊(みそぎ)を簡略化したものともいえます。

唐箕屋本店の職人

唐箕屋本店について

はじめまして。株式会社唐箕屋本店 四代目の小保田庸平と申します。
弊社は明治二十八年に農機具である“唐箕”の製作所として創業し、120年を経て現在では、神社、御堂の建築、神棚、御神輿等の製造、販売を承っております。
技術の進歩により大量生産品が普及し、ホームセンター等でも簡単に神棚を手に入れられるこの時代においても、変わらず弊社が多くのお客様に支えていただいているのは、「本物の、確かなものづくり」を受け継いでいるからであると私は考えています。
しかしながら、変わらないことが最善ではありません。
古来から続く伝統技術が優れたものであることは間違いありませんが、かけられる時間やご予算、その後の維持などの理由で、すべての方がその技術を選択できるわけではありません。

弊社では、守るべきものは守りながら、新しい技術も良いものは取り入れ、ご依頼主にとって最善のご提案になるように努めてまいりました。それが、初代より受け継いできた”信頼”を守ることでもあるからです。
先人への感謝の心を忘れず、日本のものづくりを支えてきた人、技術、精神を後世に伝え続け、お客様に貢献できる企業であり続けるために、これからも柔軟な発想と挑戦する心意気で精進を続けて参ります。
どうぞ末永くご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。