【令和4年5月吉日完成】
【工事内容】
◆柱芯々3尺流造社殿 屋根葺き替え工事
※桧皮葺き屋根 → 銅板葺きで葺き替え
屋根下地施工~銅板葺き
解体前(屋根檜皮葺き) → 御本殿を後ろへ少し移動 → 足場工事
檜皮葺きを撤去 → 屋根下地(野垂木・地棟等)も全て撤去
屋根下地等を撤去した後に、切裏部分の補修作業
新たに銅板屋根となる下地を造る。
(屋根に厚みを持たせながら、縦方向及び間口方向の両方に屋根の反りが出来る)
銅板の下地となる野地板を張っていきます。
屋根の外側にあたる部分は、箕甲(みのこ)と呼ばれ、立体的に反りが出来る部分となり、社寺建築独特の形状です。
屋根下地工事の最後の工程は、棟と鬼板を屋根の反りに合わせて取り付けたら、板金職人にバトンタッチします。
屋根の銅板が葺きあがりました。
板金職人さんのとても丁寧な仕事に感謝です。
以上が、屋根葺き替え工事の工程でした。