唐箕屋本店について

日本のものづくりを、文化を、心を、後世に伝え続けたいと思います。

弊社は農機具である唐箕の製作所として創業し、100年を経て、現在では神社、御堂の建築、神棚、御神輿等の製造、販売を承っております。

技術の進歩により、あらゆる工業製品の分野で大量生産品が普及し、弊社を取り巻く環境は創業当時とは大きく変化しました。ホームセンターでも簡単に神棚を入手できるこの時代に、変わらず弊社が多くのお客様に支えていただいておりますのは、「本物の、確かなものづくり」を受け継いでいるからと、私は考えています。

ですが、変わらないことが最善ではありません。

古来の伝統技術が優れたものであることは間違いありませんが、掛けられる時間や、ご予算、その後の維持の面などの理由で、全ての方がその技術を選択出来るわけではありません。

弊社では、守るべきものは守り、柔軟に新しい技術も良いものは取り入れ、ご依頼主にとって最善の提案を致します。

それが、初代より受け継いで来た”信頼”を守ることでもあるからです。

また、地域のお祭りの規模が縮小してきた、神輿の担ぎ手がいない・・・などの寂しい話題を聞くこともあります。岐阜も例外ではありません。お祭りは日本が古より伝えてきた素晴らしい文化です。弊社も御神輿のレンタル事業や、祭り用品の販売などの取り組みを通して、岐阜の祭り文化を蘇らせ、根付かせることにもいつか役立てればとも思っております。

先人への感謝の心を忘れず、日本のものづくりを支えてきた、人、技術、精神を後世に伝え続け、地域の皆様に貢献できる企業を目指して、私たちはこれからも日々精進を続けて参ります。

代表取締役(四代目) 小保田庸平

会社概要

– 社訓 –
桃李不言下自成蹊
(桃李ものいわざれども下おのずから蹊を成す)

社 名 株式会社 唐箕屋本店(トウミヤホンテン)
所在地 〒500-8104
岐阜県岐阜市美園町3丁目4番地
連絡先 TEL:058-263-3311 FAX:058-263-4300
代表者 代表取締役 小保田 庸平
設 立 明治28年創業
資本金 1,000万円
事業内容 神社建築設計施工
神棚・御霊舎・神祭具製造販売
神輿製造販売
建築業許可 【(般-5)第104426号】
営業時間 8:00~18:00
定休日 日、祝、第二第四土曜日年末年始、夏季・冬季休暇、GWなど当社カレンダーによる。

沿革

明治28(1895)年、初代・坂井田氏が唐箕屋本店を創業。

『唐箕屋』という屋号は、風力を利用して穀物や豆類を籾殻やごみと選別する『唐箕』と呼ばれる木製の農機具を製造していたことにより名づけられた。
その後、坂井田氏の一番弟子であった富田信吾が二代目に就任。

戦後、農機具が機械化の流れとなり、これまで製造していた唐箕の需要がなくなり、その製造技術を活かし、家庭用の神棚や御神輿の製作、また神社の社殿や拝殿といった神社建築物を手掛ける宮大工・宮師へと変革した。

昭和43年、富田信吾の次男で松井家に養子に出た松井宏治が実父の家業である唐箕屋本店の三代目に就任。

昭和55年10月1日には「株式会社 唐箕屋本店」として改組。

事業内容を神社建築設計施工ならびに神棚・おみこし・神祭具関係全般とし、創業当時と同じ場所で工場および店舗を営業。

平成16年、小保田庸平が四代目に就任。

翌年には工場を拡張し、百年以上続く老舗を日々奮闘しながら支え、社員とともに地域に貢献できる企業を目指しております。

交通アクセス

〒500-8104 岐阜県岐阜市美園町3丁目4番地
TEL:058-263-3311

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