【令和4年4月吉日完成】
【工事内容】
◆祖霊殿(それいでん)
材質:木曽桧材、国産桧材
〈寸法〉 間口:2973㎜ × 奥行:621㎜ × 総高:2106㎜
※組立式(内陣・高欄(左右2分割)・祭壇部分×3分割・下巾木)
全部で7分割したものを指定の場所で組立して設置できます。
[祖霊殿とは]
昨今、住宅事情や若い人々の考え方の変化により、ご自宅に祖霊舎(仏壇)や御霊舎をお祀りできないなどの状況が少なからず起こっています。
そこで、この祖霊殿(それいでん)は、神社で祖先をお祀りして頂き、年祭などの神事を神社で行えるようにしたものです。
神道においても、色々な教えや考え方があると思いますが、私自身が知る限り、現在のところ神社でこのように一般の方々の故人をお祀りするために、祖霊舎として霊璽をお預かりして頂けるところは、少ないと思います。仏教においては、御位牌をお寺で預かり、法事もお寺で行うことは良くあると思いますが、通常は神社の場合、神域においては不浄を嫌いますので、神域で祖霊舎を設けることは難しいらしいのですが、一部御霊神社のように故人をお祀りできるようになっている場所もございますので、祖霊殿という形で祖先をお祀りしていくことが、今後は増えていくかもしれません。
正面の御神殿が祖霊殿(それいでん)となり、左右の棚が祖霊棚(それいだな)で各ご家庭の霊璽をお祀りして、ご自宅でお祀りできない方や色々な諸事情により神社で御霊をお祀りしてほしい方等の祖霊舎の代わりとなります。