【平成25年1月吉日完成】
【工事内容】
● 柱芯々5尺神明造社殿 屋根葺き替え工事
● 庇新設工事
正面の屋根からの雨落ちが、土台に落ちてしまう状態でしたので、6尺幅の庇を新たに施工致しました。
また、屋根の板金をして頂いた社寺板金職人さんは、本当に上手に葺き上げます。
きれいな葺き足と千木、勝男木の完璧な板金仕事です。
岐阜市茜部新所の神明神社の御本殿(神明造)屋根葺き替え工事を施工致しました。
御本殿が柱芯々寸法で5尺ある大きな本殿でした。もともと銅板葺きの屋根でしたが、棟部分の千木が取れて、雨漏りがしている状況でした。
そこで、屋根下地を全て撤去し新しく下地を施工して銅板を葺きました。
驚いたことに、既設の屋根下地の施工が非常に粗悪で、こんなやり方をしたら長い年月はもたないだろうと予想できる程でした。なんと、野地板(銅板の下地の板)の厚みが2分(6㎜)でした。通常ではありえない薄さです。
やはり、神社等を改築するときは、信頼できる施工業者に発注するようにしましょう。値段だけで粗悪な工事をする業者はいるようです。