【平成22年8月吉日完成】
【工事内容】
● 御本殿 柱芯々5尺5寸流造社殿新築工事
● 脇社殿 柱芯々2尺流造社殿新築工事 2社
御本殿 柱芯々5尺5寸 流れ造り社殿
樹種 : 木曽桧(尾州桧)
屋根 : 銅板葺き
彫刻 : 極上彫り
斗組 : 二手先
土台寸法 : 間口 9尺5寸(≒2.8m)× 奥行 11尺8寸(≒3.5m)
屋根間口寸法 : 14尺5寸(≒4.4m)
総高さ : 約18尺(≒5.5m)
脇社殿 柱芯々2尺 流れ造り社殿
(持ち送り式簡易型)
樹種 : 木曽桧(尾州桧)
屋根 : 銅板葺き
彫刻 : 並み彫り
斗組 : 向拝三ツ斗組
御本殿と左右の脇社殿 側面写真
龍の海老虹梁 と 牡丹の手挟み)
二手先斗組、尾垂木付に笈形(波)
正面向拝虹梁と龍の蟇股
脇障子(唐獅子牡丹)
岐阜県の山県市日永にある雙六神社の御本殿および脇社殿の改築工事を請け負わせて頂きました。
雙六神社の御本殿は、村社としてはかなり大きく立派な仕様で、再建にも多額のご予算がかかるにも拘らず、氏子の皆様方の熱心な努力と多大なご寄付によって、御本殿及び脇社殿を以前と同様に立派に再建することができました。
この再建に関して、職人一同、携わることができたことに誠に感謝いたしております。有難うございました。